NPRのポッドキャスト「The Spider-Man Problem」でビジネス英語

NPRのポッドキャスト「The Spider-Man Problem」でビジネス英語

今回はお金に関するトピックを扱うNPRのポッドキャスト 「Planet Money」 から。。人気コミックスパイダーマンにまつわるエピソードです。20年前スパイダーマンの映画登場前と後で何が変わったのか?なぜスパイダーマンはリブートを繰り返すのか?ショウビズ界の裏側が見えてくるとても面白いエピソードでした。「もしかしてバットマンやスーパーマンも(スタジオ違うけど)リブートってそういう事なの?」と妄想が羽ばたきます!

詳細は公式の記事にアクセスくださいね。

ザックリこんな話

 2000年にMarvelとSony Picturesの間で取り交わされた契約がことのはじまり。当時の契約はSonyが映画製作時に$10MをMarvelに払い、Marvelは収益の5%を得られるという契約。Marvelはコミックとおもちゃが売れれば良かったので、当時としては“right business decision”だったんだけど。。。この契約から発生する問題を本エピソードは “Spider-Man” problem と呼でいました。
 ここ20年のスパイダーマンにまつわるエピソードからマーベルの歴史が見えてきます。スパイダーマンムービーは大きな変化を産みました(new magnitude of thing / massive change happening) スパイダーマン役が有名ハリウッドスターでなくても大金が稼げるという成功例、スパイダーマンムービーの本当のスターはスパイダーマン自身。スパイダーマンのIP(intellectual property)化へと向かいます。 *管理人注: この後出てくるMarvel Sutdioの映画も主演俳優はビッグネームは起用していないですよね。
 この時点でMarvelは自身で映画を作ったほうがいいビジネスになりそう(と気づいてたかもしれない)でも一番人気のあるキャラクター スパイダーマンの映画化権を売ってしまっているという問題を抱えることになります。
 一方SonyはTobey Maguireのスパイダーマンを3作品製作したあと2012年に別の俳優でスパイダーマンが製作します。Marvelとの契約の関係上、Sonyは決められた期間内に映画をリリースしないとスパイダーマンの映画化の権利が Marvelに戻る契約(だったらしい)なので、ドル箱作品をキープするためSonyは作品を作り続けなければなら状況だった。この契約のせいでMarvelは当時、自社製作のAvengersでニューヨークが舞台なのにスパイダーマンが登場していない。
2005年にMarvelは巨額な借金をしてMarvel Studioを始めたけど、有名どころのスパイダーマン、X-men、ファンタスティック フォーは既にライセンスしていたのでMarvel はブレイクしてない二軍(benchwarmer)のsuperheroesを起用。素晴らしい映画を作って彼らをスターにさせるのに成功。のちにMarvel StuidoはDisneyに買われることに。
 Marvelはスパイダーマンを取り戻したいという状況が続く中、Sonyはスパイダーマンのリブートに失敗してしまう。同じ頃、Sonyは海外の某国をディスる映画を製作したことからハッキング被害を受ける。リークした情報の中にSonyはスパイダーマンに関する権利を売る気はなくて、Sony所有のIPでユニバースを作ろうとする残念なアイデアまでリークしてしまうことに。その流れからMarvelはSonyの重役に次のスパイダーマンの映画をMarvelで製作させて欲しいと持ちかけているという噂が囁かれ始める。噂からファンの声に後押しされ話が現実に動き出しMarvelとSonyは契約を見直すことに(スパイダーマンのco-parenting agreementを結ぶ)。Marvelは製作したスパイダーマンの映画の中にMarvelのキャラを登場させることで、Sonyはスパイダーマンにユニバースを創ることに成功。そこから晴れてMarvelはSonyからスパイダーマンをMarvel Moiveにゲストという形で参加させることに成功。このタイミングから Tom Holland がスパイダーマンに。最新作ではSonyのスパイダーマン映画にMarverlのDoctor Strangeが登場。Sonyはまだスパイダーマンの権利を持っているのでMarvelを買収したDisney 傘下のDisiny+ではスパイダーマンの映画は観れない。でもMarvel製作の”Captain America: Civil War,” “Avengers: Infinity War,” “Avengers: Endgame.”にスパイダーマンは登場していて Disny+で観れる。
 振り返ってみると20年前の契約がMarvelにとってバカげたこと(dumbest thing)に見えるけど、当時の状況は今と違う。今後もMarvelとSonyのダンスは続く。
という話。もっと端的にまとめた方がいいですね。課題です。振り返ってみると確かにSonyがハッキングされたニュースありましたね。こんなストーリが裏にあるなんて!!映画のストリーミング、サービス会社によってみれる映画違うのってこういう話が絡んでるんですね。

詳細はトランスクリプション(Transcription)にて確認ください!!


明日から使ってみよう!

details of “名詞” are this. 説明の文章…

MALONE: Our episode today is born from this “Spider-Man” movie deal made around the year 2000 between Marvel and Sony Pictures. And the basic details of the deal are this. Sony would pay Marvel $10 million for every “Spider-Man” movie that Sony wanted to make.

PLANET MONEY

仕事で「詳細は以下に。。」という文章で”the details are as below”を使ったりしますが、上記のような書き方でも意味は通じるんですね。as below だと「以下に」となってしまい、writing ではいいんですけど、口語では不自然になってしまうので、 details of “名詞” are this. という話し方活用できそうです。

自作例文

例: The detail of this analysis are this…

伝えたいこと: この分析の詳細はというと。。


“Subject” is not unique to “Object”

WONG: The “Spider-Man” problem is not unique to Marvel

PLANET MONEY

仕事で何かを説明するときに物事があること特有のものなのか、他でもあることなのか説明するシチュエーションってありますよね。そんなときに活用したいです。

自作例文

例: This computer error message is not unique to “Customer A”

伝えたいこと: このコンピュータのエラーメッセージは カスタマーA 特有の話じゃないいです。


get control back over “Object”

MALONE: Marvel starts to wonder maybe – maybe now is our moment to try and get a little control back over Spider-Man.

PLANET MONEY

社内の権力争い?から企業間でのイニシアチブの獲得まで、失っていたモノ・チカラを取り戻す必要があるときってありますよね?

自作例文

例: This is the time to get control back over this project’s initiative !

伝えたいこと: 今こそ、このプリジェクトの主導権を取り戻すときです!


…somehow(何とかして).

WONG: So fan pressure is mounting on Sony. Meanwhile, Marvel would still really like to bring Spider-Man back home somehow.

PLANET MONEY

センテンスなら単語を繋げてなんとかコミュニケーションできるのですが、一言は知ってないと出てこないですよね。ビジネスではこういう「なんとしても」が必要な状況ありよね。特に期限が迫っていたり、要求に応える必要があるときとか、活用できそうな場面は多そうです。

自作例文

例: To acquire new contract, We have to fix this issue by this Friday somehow.

伝えたいこと: 新しい契約を獲得するために、何としても金曜までに問題を解決しないといけません!


最後に

Planet Money はNPR上では Business にカテゴリ別けされています。といっても堅苦しい金融・経済の話をするのではなく、今回のエピソードのような皆さんの日常生活のお金にまつわる話・ニュースを丁寧に掘り下げています。どのエピソードも興味をひく面白うそうなテーマになっています。いかんせん私の英語の能力では30分近い、しかも音声のみの番組なので最初の5分くらい(タイトルコール手前)では話についていけくなってしまいます。通勤途中に何度もリピート再生して聴いても全容まで把握できないんですよ。今回はスパイダーマンにまつわるエピソードということで気合をいれてTranscrpitまで全読みしました。全文をきちんと読むとエピソードの最初に出てきたワードの意味とか分かったり(今回だとfood fight の意味とか)、話の起承転結がしっかり理解できました。これをなるべく時間をかけずにやりたいですね。今後も練習です!

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