NPRのポッドキャスト「To Be DST, Or Not To Be. That Is The Question.」でビジネス英語

NPRのポッドキャスト「To Be DST, Or Not To Be. That Is The Question.」でビジネス英語

今回はNPRの「SHORT WAVE」から。シェイクスピアの戯曲ハムレットで「To be, or not to be, that is the question.」 というセリフで「生きるべきか死ぬべきか」とか「すべきかすべきでないか」と翻訳されているフレーズをモジったタイトルのエピソードから仕事に使えそうな英語を見つけていきましょう! 英語圏の人はこのあたりの教養はある前提の記事なんでしょうね。「DST(Daylight Saving Time)にすべきか、すべきでないか、それが問題だ」といかにも悩ましく重要そうなタイトルですね!DSTは日本では「サマータイム」と呼ばれている季節にあわせて時計の針を進めたり・戻したりすることです。さていったいどういう事が悩ましいのでしょうか。。

ザックリこんな話

DST(Daylight Saving Time)は単に時計と進めたり、戻したりするだけではないといエピソード。臓器ごとにもっている時計が異なり、脳がマスタークロック(conductor)の役目をしていてDSTにより年2回、時刻が変わることで、このクロックが狂うのでは?というDST反対論者と、時計を進めたり戻したりすることで朝晩、多く日差しを浴びれるのでは?というDST賛成者で議論がある。その中で最近、上院(the U.S. Senate)でDSTのまま固定にする案が可決された。すでにいくつかの州はすでに固定にしていたり、アリゾナやハワイではDSTによる切替を続ける州もあったりと混乱した状況。 *今後、下院(House of Representatives)で可決される必要はあり。

一年に一度一日23時間、25時間の日があるだけと思うけど、spring timeに変わった時期は残りの時期と比較して心臓系の病気の(不整脈や心房細動)が多く発している(因果関係の絞り込みは、まだ調査が必要)。数年前にノーベル賞を獲った研究によると人間は臓器や細胞ごとに違う時計で動いている。朝に日を浴びて、時計をリセットさせている。けど春が来て一日が23時間になるとそれが壊されてしまう。。実際、この時期に交通事故が多いという調査もあり。ただ、まだ朝暗くて事故が高まるリスクもあるので、一概に体調だけが原因とも言い切れない面もある。

スタンダード時間かdaylight saving time どちらの時間を適用したらいいか?朝日を長く浴びるか、daylight saving timeで夕方に長く日差しを浴びるか? 上院は後者を可決(夏時間にした後、もとに戻さない)したんだけど。。学術界は前者を支持。daylight saving timeだと、朝起きるときにあまり朝日を浴びずに起きるので、目覚めが悪いという見解” so more light in the morning”。

じゃあなぜ上院はdaylight saving timeを進めたいかというと!? 夕方に日がまだ出ていることによって人々の消費を促したい思惑も。実際、Standard time と比べて15-20%売上が伸びたという話もあるみたい。ただ、House of Representative(下院)で採決されるかは不透明(*執筆者理解不足) とto be DST, or not to be と悩ましい状況になっている。

詳細はトランスクリプション(Transcription)にて確認ください!!


明日から使ってみよう!

You would think that it wouldn’t …(…とはならないと思う)

AUBREY: You would think that it wouldn’t be a big deal to adjust to a one-hour change in time – in this instance, losing an hour – basically…

SHORT WAVE より
自作例文

例: You would think that that it wouldn’t be bad result that you expect.

伝えたいこと: 「予想しているような悪い結果にはならないと思う」

nail down(絞り込む)

AUBREY: Exactly why isn’t nailed down yet. But what has become clear is that our bodies are super sensitive to time, as we just heard above.

SHORT WAVE より
自作例文

例: We have already reported summary of this study. However we have to nail down root cause.

伝えたいこと: 「すでに調査のサマリは報告したけど、根本的な原因は絞り込まないといけない」

サマリを報告した時点で根本原因は特定しとくべきかもしれませんが。。例文ということで。

reach out “Someone” (“Someone”に接触する(コンタクトする))

AUBREY: Thousands of dollars later, questioning why this happened, I decided to reach out to the Circadian Medicine Clinic at Northwestern. I spoke to Dr. Sabra Abbott. She’s a neurologist by training, and her research focuses on understanding the impacts of timing on our health.

SHORT WAVE より
自作例文

例: I finally reached out the person who managed Project A.

伝えたいこと: 「ついにProject A をマネージする人に辿りついた」

Thankfully, (ありがたいことに、幸い)

AUBREY: Now, thankfully, no one was hurt in my fender bender, which is the most important thing…

SHORT WAVE より
自作例文

例: My programed code had bug and be found last night. Thankfully, no one got in trouble by it.

伝えたいこと: 「昨晩、自分のコードにバグがあることが判ったんだけど、幸いトラブルにならなかった」

It’s a story that is classic(よくある話).

KWONG: Yeah, I’m guilty of this. I’d be in that data. But, you know, this is just, like, human health colliding with kind of economic health. It’s a story that is classic. And you said, though, it’s unlikely such a change will become federal law this year, even if the conversation has been stewing for a long time.

SHORT WAVE より
自作例文

例: This inquiry from customer is classic, you can refer to FAQ.

伝えたいこと: 「お客さんからのこの問い合わせはよくあります。FAQを参照できますよ!」

classic って色々な使い方ありますよね。仕事だとこの使い方ならありそうですね!

New Words


  • unanimously: 全会一致で
  • bipartisan: 超党派の
  • opted out of: 手を引く、脱退する
  • abandon: 放棄する、捨てる
  • adopt: 採用する
  • tedious: 退屈な
  • instance: 例
  • cardiac: 心臓
  • cardiologist: 心臓専門医
  • arrhythmia: 不整脈
  • atrial fibrillation: 心房細動
  • over the edge: 正気じゃない
  • nailed down: 絞り込む
  • analogy: 類推
  • abrupt: 突然
  • groggy: 意識が朦朧とした
  • distracted: 気が散る
  • deprived: 奪われる
  • misaligned: 位置がずれる
  • pan out: うまくいく
  • collide with: 衝突する
  • crave: 欲する
  • charcoal: 木炭

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