NPRのポッドキャスト「Lessons from a former drug dealer」でビジネス英語

NPRのポッドキャスト「Lessons from a former drug dealer」でビジネス英語

今回はNPRのポッドキャスト「THE INDICATOR FROM PLANET MONEY」から。成功したドラックディーラーが更生して健全な商売を始めて同じように成功した話を例にドラックディーラーと起業家の共通点を分析したトピックから、ビジネスに使えそうなフレーズを探してみました。社会のロールモデルとしてきちんと取り上げるアメリカ社会・メディアの懐の深さが伝わるトピックです。

ザックリこんな話

[起業家とドラッグディーラの共通点] 

1.自律性を好む (love autonomy)

 2.リスクテイクを好む (an appetite for taking risks)

 3.起業家的な能力 (entrepreneurial ability)
それを裏打ちするようなエピソードを紹介。

本エピソードの主人公COSS MARTEは当初、いかにもドラッグディーラな身なりをして中毒者に売って時はローカルレベルでそれなりに成功した。ただいつも警察に目をつけられて短い期間の拘留を繰り返していた。捕まらないようリスク回避のためにentrepreneurial ability(起業家精神?)を発揮。マーケットとターゲットとして当時、エリアに流入してきた裕福な白人層に目を付ける。彼らは(中毒者と違い)実際の価格を知らないので、ぼったくり価格で売れた。この層を取り込むため身なりをスーツやYシャツに変えてdrug-dealingのアプローチを大幅に変更。スタッフを雇い、携帯番号のある名刺も刷ってデリバリービジネスを始める。ビジネスは成功して年$2Mの利益をだす(管理人注: もちろん違法なので税金も払ってない)。そんな時に捕まってしまう。7年の刑期中に医者からコレステロール異常でいつ死んでもおかしくない状況と判明し、フィットネスを勧められる。workoutの甲斐あって70 pounds(約30kg)の減量に成功。刑期中にドラッグビジネスを辞めることを決めて、健全なビジネスのアイデアを発見する。彼は刑期中に 90-day workout program を確立して執筆。出所後、フィットネスクラスをドラッグを売って公園で始める。”CONBODY“という名の機器の要らないワークアウトを教え始めた。ここでもentrepreneurial ability を発揮してビジネスは軌道にのり今では教室を開き、前科者も雇っている。$数百K/year 売上を出す手堅いビジネスに成長。フランチャイズも計画中。

詳細はトランスクリプション(Transcription)にて確認ください!!


明日から使ってみよう!

He founded his own fitness company with plans to expand(拡大を計画中のフィットネス会社を設立した).

WONG: And the fastest way to get rich that Coss knew was by dealing drugs. He was so good at it that he soon became a prolific drug dealer with an extensive cocaine delivery network. But now he’s firmly on the legal side of business. He founded his own fitness company with plans to expand.

THE INDICATOR FROM PLANET MONEY より

会社の歴史や状況を語るときにfound(設立する)は欠かせませんよね!この機会に覚えちゃいましょう。found と establish の違いはここがよくわかりました。商売・ビジネスを始めた的な文脈ではfoundがあってそうですね。

自作例文

例: This company founded in 1989.

伝えたいこと: 「この会社は1989年に設立しました」

he pinned it down to three reasons(彼は3つの理由を突き止めた). 

WONG: And when he looked at why this was, he pinned it down to three reasons. First, both entrepreneurs and drug dealers love autonomy.

THE INDICATOR FROM PLANET MONEY より
自作例文

例: After we tackled this issue, we pinned it down to three reasons. First..

伝えたいこと: 「この問題に取り組んだ結果、3つの理由を突き止めました。一つは…」

how many burpees did you do while you were there? (そこにいた間どんだけburpeesしたの?).

WONG: Darian, how many burpees did you do while you were there?

THE INDICATOR FROM PLANET MONEY より

「ある期間にどれだけ」という問いかけですね。この手のやりとりはビジネスでもよくありますね。すぐに使えそうです。

自作例文

例: How many did this kind of trouble happen while this system were working?

伝えたいこと: 「このシステムを動かしてる間、どれくらいこの手のトラブルがありました?」

New Words


  • bag it up:
  • supply and demand: 需要と供給
  • prolific: 多作の
  • firmly: しっかりと
  • advocacy: 擁護、代弁
  • time to time: 時々
  • plumber: 配管工
  • hypothesis: 仮説
  • pursuits: 従事、遂行
  • channel into: 努力や関心を向ける
  • pin it down:事実を突き止める
  • autonomy: 自律性
  • tolerance: 許容
  • legitimate: 正当な
  • entrepreneurial: 起業家
  • do-rag: スカーフ、バンダナの一種
  • backward: 後ろから
  • deterrent: 抑止力
  • affluent: 裕福な
  • lucrative: 儲かる
  • insane: 正気でない
  • tenacity: 粘り強さ
  • hatches: もくろむ
  • tenement: アパート
  • guerrilla: ゲリラ
  • incarcerated:
  • burpees: エクササイズの一種
  • hiccups: ちょっとした問題

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