
猫でも使えるビジネス英語「it doesn’t really matter to..」の使い方 from NPR
今回は「it doesn’t really matter to..」をつかったビジネス英語のフレーズを猫でも使えるよう分かりやすく解説します。引用元はネイティブの英語(National Public radioのトランスクリプト)からなので実際の使い方がよくわかります!
ワクチン注射逃亡中のわらびです。本来は動物病院でワクチン注射を受けないといけにゃいのですが、危険を察知して逃げています。外はすっかり夏ににゃりました。今年も同じ風景が見えました。

網戸があるとつい登っちゃいます。爪が引っ掛かって降りれなくにゃりますが。。
目次
猫でも使える「it doesn’t really matter to..(..にとってはどうでもいいこと)」
it doesn’t really matter to.. : ..にとっては関係ない、どうでもいいこと
誰か何かにとって重要ではにゃい、大切ではにゃい を表現するときに使います。今回だと it doesn’t really matter to you.. (あなたにとって…は関係ないこと) となります。
GOLUB: Your valuation depends on how many other people are using it and often who is using it. Classic goods like bread. That just doesn’t happen. I mean, as long as you can buy that thing, it doesn’t really matter to you how many other people are buying it or who’s using it. So network effects is one. The other consumers matter to your valuation.
LIFE KIT よりTHE INDICATOR FROM PLANET MONEY より
it doesn’t really matter to you how many other people are buying it or who’s using it(どれだけの人が買ってたり、使ってるかはあなたにとって関係ないこと)
以前も it doesn’t even matter(全然関係ない) として取り上げていました。
解説
今回はNPRのエコノミクス系ポッドキャスト THE INDICATOR FROM PLANET MONEY より「The life and death spirals of social networks」(ソーシャルネットワークの生と死のスパイラル)のエピソードからビズネスフレーズを引きました。
エピソード要約
新しいソーシャルメディアThreads がリリースされた。出だしは好調で多くの人がThreadsをツイッターの代わりに使い始めた。それを受けてツイッターも社名をX に変えるなどして話題をさらい、どこがソーシャルメディアの覇者になるかは混沌とした状況。元Facebookの大学の経済学の教授はThreads のローンチ時に使ってみたが、あまりポジティブな反応はなし。期待しているような経済学関係のスレッドが出てこない。彼はこのプラットフォームを使いたいと思わなかった。これは彼の研究している”network effects”と関係がる。”network effects”のある市場は人々の価値は他の市場と種類が異なる。それはどれだけの人々が使っているかに価値がある。従来は自分が買うのモノにどれだけの人が買っているかは問題ではなかった。例えば電話ができた当初のように例え最新のガジェットがあっても周りが誰もそれを知らなかったら、価値があるように思えない。Meta/Instagram はThreads をローンチするときに自身の月間ユーザ20億人をThreads に活用できた。Instagramから簡単にサインインできるようにしたりして誘導した。はじめの週にThreads は数百万人がサイン。次はユーザがフォローする人を探すのが次のステップ。ここでThreads は上記のユーザーが期待するような特定の分野に絞ったポストがみたいユーザは想定にいれてなかった。(そのため、Threads が推したいスポーツやファッションのスレッドがでてきた)そこでThreads で起こっていることをツイッターにツイートしたところ、同じように興味のある経済学者たちがThreads をチェックするようになった。これが”network effects”。Musk がツイッタを買収して以来、多くの人がツイッタを使わなくなったり、去ったりした。そこにあまり感じのよくないMetaがThreads を出してきたが、悪くはない感じ。経済ツイートだけでなく他のグループも同様でツイッターの新しく一日に読めるポストの制限。ヘイトスピーチの増加などに嫌気がさしている。広告主も減りツイッタの収益は50%まで減った。これらの変数がプラットフォームの経済に大きな影響を与える可能性がある。古典的な経済学は価格に寄ってた。価格が上がれば需要は減る。。ただ効果は限られている。何かが劇的に変わらないかぎり人々が買う量は同じ。しかしプラットフォームの世界では小さな効果が”death spirals”と呼ばれる大きな変化を起こすことがある。たとえば外部変化。例えばソーシャルメディアのCEOが変わり劇的な変革をし始める。少ない数のユーザが離脱をする。有名なアカウントがポストを止める。そのフォロワーはアプリを使ってても楽しくないのであまり見なくなる。フィードバックが減ったその友達も使うのやめてく。。。”death spiral”の本質は影響が収束するまでにとても時間が掛かること。そのときにプラットフォームの規模がスタート地点からかなりスケールダウンしたものになっている。新しいプレーヤーの登場が既存プレーヤーの死につながらない。ライドシェアのUberやLyftの例ではドライバとユーザはどちらのアプリも使っている。プラットフォームは少ししがみついたあとに死んでしまう。Facebookが出てきたあとのMyspaceみたいに。。X(元ツイッター)がどのような道を辿るか誰も知らない。
New Word
- tease : からかう/li>
- hang out: 遊ぶ
- sarcastic : 皮肉な
- play out : 遊ぶ
- newfangled gadgets: 最新ガジェット
- overtone : 含み、ニュアンス、隠れた意味
- ominous: 気味の悪い
- hypothetically : 仮に
- peter out : 細くなってく、弱くなってく
- trivia : トリビア
- inherently : 本質的に
- Either way: いずれにせよ
前回とり上げたワードも出てきたのであわせてどうぞ!
Think of.. (..のことを思う・考える)
WONG: Yeah, save that piece of trivia for your next cocktail party. But in other markets, a platform hangs on for a bit and then dies. Think of Myspace after Facebook came on the scene.
THE INDICATOR FROM PLANET MONEY より
Think of Myspace after Facebook came on the scene(Facebook が出てきたあとのMyspace を思い出して).